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ロケットマンホール(2019年2月22日)

日本初のロケットの水平発射実験成功から60年を記念して、国分寺駅から早稲田実業学校正門の顕彰碑まで、日本の歴代ロケット12種のマンホールが設置されています。今回はロケットマンホールの紹介です。

国分寺駅北口から早稲田実業学校の「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰碑までの歩道に、これまで活躍した日本のロケット12種類が描かれたマンホールのふたが設置されています。国分寺駅北口には最新型のイプシロンロケットが描かれたふたがあり、早稲田実業学校正門前のペンシルロケットまで年代を遡って続いています。

国分寺駅北口から右側の通りに出ると正面に本町二丁目の交差点が見えます。そこを右に曲がるとロケットマンホールが設置された歩道の始まりです。

本町2丁目交差点

本町2丁目交差点の角を右に曲がるとロケットマンホールの案内板があります。

ロケットマンホールの設置場所と歩く順路です。

案内板の前には最新型のイプシロンロケットが描かれたふたがあり、本町一丁目の交差点まで5つのロケットマンホールがあります。それでは順に見て行きましょう。

最新型のイプシロンからスタートです。

5つ目のマンホールを過ぎると本町一丁目の交差点につきます。ここでカフェのある反対側の歩道へと渡ると2つマンホールが並んでいます。

次に、クリニックビルのある歩道へと渡ります。クリニックビルの前から早稲田実業学校正門へ向かって5つのマンホールが並んでいます。

いよいよ次は、国分寺がロケット発祥の地となったペンシルロケットのマンホールです。

これでロケットマンホールは終わりですが、そのまま早稲田実業学校正門に進むと顕彰碑があります。

2005(平成17)年4月、ペンシルロケットの水平発射実験から50年を記念して、国分寺市内の多くの団体、JAXA、早稲田実業学校などの関係者により、「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰会が組織され、発射の地に顕彰碑を建立するための募金活動が開始されました。募金活動は、国分寺市内ばかりでなく、JAXA、早稲田実業学校関係をはじめ全国の多くの方々のご協力により当初の目標に達し、2006(平成18)年4月1日に顕彰碑の除幕式が行われました。

 

顕彰碑の下には、松本零士氏デザインのタイムカプセルが埋められています。その中にはJAXA主催ペンシルロケット50周年記念事業で募集した「未来のロケット」のイラスト、水平発射再現実験に使用された ペンシルロケット1機が入っています。タイムカプセルは、ペンシルロケット100周年を迎える2055年4月吉日に開封される予定です。

 

最後に早稲田実業学校正門前の横断歩道を渡って歩道を左へ国分寺駅の方向に戻ると国分寺イメージキャラクターの「ぶんじほたるホッチ」ペンシルロケット発射60周年記念ロゴのマンホールがありますので是非ご覧になって下さい。